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偏差値72の難関校に合格できた秘訣:成績オール2だった落ちこぼれ中学生の9ヶ月の逆転劇

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こんにちは、かなです。

今回は、落ちこぼれ中学生だった私が
どうやって偏差値72の難関高校に合格できたのか?

そして、その経験で気づいた
成功するために大切なたったひとつのこと

について、お話ししていきます。


私は幼少期からずっと自分を否定して生きてきて
人生に希望を持てていなかったので、
(その辺りの話はプロフィールで詳しくしています)
勉強もまともにしていませんでした。

でも、中学卒業後の進路を考える時期になって
自分の気持ちに変化が現れました。

行ってみたい高校ができたんです。

帰国子女が多いことで有名な私立の名門校。

私の中学では地元の公立高校に進学する人がほとんどだったので、
そこに行けば
今までとは人も環境もガラッと変わる。

「何か変わるかもしれない」
「今とは違う世界に行けるかもしれない」

そう思ったんです。

人生で初めて目標ができた瞬間でした。


でも、3年生に上がった時点での成績は
5段階評価でオール2という悲惨なもの。

周りからは馬鹿にされました。
担任との面談でも、無謀だと思われていることが
態度でありありと分かりました。


私は、周囲の反応に反発するどころか
当然のことだと思っていました。

自分でも
自分のことを信じてあげられていなかったから。


そんなとき、たった一人だけ

「やればできるよ」

と言ってくれた先生がいたんです。

大丈夫だよ。絶対に、やればできる



私はそれまで、習い事も部活も中途半端で。

何かをやりたいと思っても

「ちゃんと続けられるの?
 どうせまた途中でやめるんじゃない?」

と親に言われて、私自身もそれを否定できずに
そうかもな…と諦めていました。

だから、

「やりたい」という気持ちを
最初から否定せずに受け入れてもらえたこと

自分でも信じられていなかった
私の可能性を信じてくれたこと

それが何より嬉しかった。


そこから私がやったことは
・参考書で土台となる知識を入れる
・過去問で苦手分野を洗い出す
・参考書で学ぶ
・過去問を解く
の繰り返し

私がちゃんと勉強を始めたのは中学3年生の5月。

周囲よりかなり出遅れていて
「教科書全体の内容を網羅する」なんて
とてもじゃないけど無理だったので、
とにかく「合格に必要な勉強」に集中しました。


挫けそうになったことはゼロではなかったけど、
先生がいつだって「できないこと」より
「できること」や「伸びしろ」に着目してくれて

努力の過程や亀の歩みの成長を
手放しで褒めてくれました。

最初から最後まで、
私の可能性を信じさせてくれたんです。


途中の模試の結果は
決して良いものではなかったけど、

先生の「やればできる」に心を支配されていた私は

模試はあくまで模試
本命校の試験とは関係ない
本番は絶対に合格できる

という謎の自信がありました(笑)


最終的に、5段階評価でオール2だった成績は
平均4以上に上げることができ、
第一志望だった高校にも無事に合格することができました。


この経験から私が学んだことは何か。


効率的な勉強方法?
努力は報われる?


違います。


自分の可能性を信じることの大切さ

です。


効率的な勉強方法は
知っているだけでは意味がない。

自分ならできるはず、と思えていないと、
そもそも努力しようとすら思えない。


だからまずは
「自分の可能性を信じること」
が何よりも大事
なんです。



具体例を出しますね。


スポーツ選手には遅生まれが多い
って知っていますか?

スポーツ選手にしめる遅生まれの割合って、
人口全体の遅生まれの割合より大きいんです。

これは、「遅生まれは肉体的に優れているから」
というわけではありません。
生まれる月によって身体的な能力に差が出るなんてこと、
あるはずないですよね。


では、なぜ早生まれより遅生まれの人の方が
スポーツ選手に多いのか?


それは、小さい頃に「自分はスポーツが得意だ」
と思える機会がどれだけあったかの違いです。

たとえば、同学年の4月生まれと3月生まれの人
では、ほぼ一歳の差があります。
大人になれば一歳の差なんて誤差の範囲ですが、
子どもの頃、特に幼少期には大きな差です。

どうしても、運動能力に大きな違いが生まれやすいです。

そうすると、
本当は生まれた時期の違いでしかないのに

遅生まれの子は
「周りの子より運動ができる=自分は運動が得意」
というセルフイメージができあがり、

逆に早生まれの子は
「自分は運動が不得意」
というセルフイメージにとらわれます。


このセルフイメージって強烈なんです。


一度そう思ってしまうと、ちょっとの失敗でも
「やっぱり自分は運動が苦手だから」
とイメージをさらに強化することに繋がる。

でも「自分は運動が得意」と思っている子にとっては、
失敗はただの失敗で過程でしかない。

だからまたチャレンジしようと思えるし、
楽しいと思える。

この受け止め方の差はものすごく大きいです


ここであなたに考えてほしいのが、

今「できない」と思っていることは
自分が作り上げてきた脳内イメージ
に過ぎないのでは?

ということ。


子どもの頃に自分に抱いたマイナスイメージは、
よほどのことがない限り
大人になっても引きずることが多いです。

自分にマイナスイメージを持っていると、
とにかく「自分のダメなところ」を見つけるのが得意になります。

「ダメなところ」を逐一見つけては、
「ほら、やっぱり自分ってダメだ」
とさらにマイナスイメージを強化していく。


でもね、
一度立ち止まって、疑ってみてほしいんです。

それって全部、自分の思い込みじゃないかって。


私はハリー・ポッターが大好きなのですが、
作者のJ・K・ローリングさんはデビュー前
12もの出版社から出版を拒否されたそうです。

12です。

送り返された原稿と共に、
否定的な手紙をもらうこともあったとか。

それでも彼女は諦めなかった。

もしどこかの段階で、彼女が出版社からの
「ノー」を受け入れてしまっていたら、

世界中を熱狂の渦に巻き込んだ
あの魔法の世界と出会うことはありませんでした。



あるサッカーコーチは、選手をスカウトするとき
本人が「自分自身の可能性を信じているか」を
一番重視するそうです。

能力そのものではなく
「どんな状況であっても自分はやれるという自信」
を持っているかどうか。

それが何よりも重要なのだと。

つまり「セルフイメージ」です。

それくらいセルフイメージは強力なんです。



もし今あなたが自分の可能性を信じられていないなら、
きっと人生のどこかで
あなた自身を否定された経験があるんだと思います。

私もずっと自分を受け入れられずに、
自己否定で苦しんできました。


そんな私が自分の過去を振り返ってみて、
何かを頑張れたときは
誰かが私の可能性を信じてくれたときでした。


高校受験のときは、私の先生が。
ビジネスを始めたときは、私の師匠が。


私はもともと「雇われる」以外の働き方を
考えたことなんてありませんでした。

「自分なんかにそんな『特別な』働き方ができるわけがない」
と思っていたからです。

ブログどころかSNSすらやったことがない
家と会社を往復するだけの平凡な事務OL。


そんな私が、WordPressを立ち上げ、
メルマガを設置し、Twitterアカウントを開設し、
今ではWebマーケターとして活動しています。



人は、たった一人でも
自分の可能性を信じてくれる人がいれば
がんばれます



だから今度は私が、誰かにとっての
そんな存在になりたいと思っています。


どうか、
誰かの「ノー」を受け入れないでください。


可能性のない人なんていない

と私は本気で思っているし、

私の発信で、たった一人でも
自分の可能性を信じられる人が増えたなら
とても嬉しく思います。




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